クロネコちゃんのおうち
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建具にもオーダー品と既製品があります

今回は「建具」についてのあれこれです。

建具にも、既製品とオーダー品があります。

オーダー建具は材質やパーツが選べますので、木の素材感を楽しんだり、色ガラスやステンドグラス、レバーハンドル等の金具でオリジナリティを出す事ができます。

既製の建具は材質やパーツはある程度決まってしまいますが、価格が抑え目で、金具の機能がしっかりしている等の安心感があります。

新築の場合、オーダー品よりも既製品の方が安価なことが多いのですが、リフォームの場合は、壁や枠を解体し新しく建具をつける事を考えると、既存の枠をそのまま利用してドア本体のみをオーダーで作った方が安くなるケースがあります。

箇所ごとに目的や条件にあわせて決めていくと良いですね。

  

オーダー建具の合わせ方

押入の扉は壁クロスに近い色で少しマットに着色しデザインもシンプルに。

リビングのドアは少し遊び心をプラスして、色付きのアクリルを入れる事になりました。

猫ちゃんがいるので、

もし突進してきてガラスで怪我でもしたら大変!

と言うことで、素材はアクリルを選ばれました。

アクリルの色はブルーにしようか、ラベンダーにしようか、無難にグレー?

など、迷いに迷われましたが、ラベンダーに決まりました。

隣接するキッチンの建具もデザインを揃えられています。

時間帯によってアクリル越しに入る色に変化があることをとても喜ばれています。

  

全体を見て色や素材を決める

リビングの中に仏間と収納がありますので、雰囲気が違和感なく馴染むように工夫しました。

キッチンカウンターの背面にも使ったシナベニヤをテレビの背面の壁にも使いオイル系の黒で着色しました。

その壁と垂直に収納とお仏間がくるので、

そこも同じようにオイル系の黒で枠などを着色し、建具もシナベニヤでつくりオイル系の黒で着色しています。

 

最近はリビングにお仏壇を置かれるケースも多くあります。

今回は押入のリメイクでお仏間をつくりましたが、

その家に合う方法でお仏間のスペースを考えていくと良いと思います。

  

レバーハンドルや鍵を交換するだけでも印象が変わります

トイレドアは、既存の建具を利用して木部を塗装し、クロスを貼り替え、レバーハンドルや金具を交換しました。

  

 

暗い場所に色付の光を入れて遊び心を足す

玄関ドアを開けると正面に見えるキッチンのドア。

長い廊下なのでどうしても暗くなりがちでしたが、

そこに新しい引戸が付き、

ラベンダーのアクリルを通した光がやんわりと入り込むようになりました。

そこを大切な家族の黒猫ちゃんが通ると、

お施主様ならではの個性が現されたオリジナルな空間ができあがります。