
木造住宅リノベーション
今回は「建具」についてのあれこれです。
建具にも、既製品とオーダー品があります。
オーダー建具は、材質やパーツが選べますので、木の素材感を楽しんだり、色ガラスやステンドグラス、レバーハンドル等の金具でオリジナリティを出す事ができます。
既製の建具は、材質やパーツはある程度決まってしまいますが、価格が抑え目で、金具の機能がしっかりしている等の安心感があります。
新設の場合、オーダー品よりも既製品の方が安価なことが多いのですが、リフォームの場合は、壁や枠を解体し新しく建具をつける事を考えると、既存の枠をそのまま利用してドアのみをオーダーで作った方が安くなるケースがあります。箇所ごとに目的や条件にあわせて決めていく必要があります。




収納扉を壁クロスに近い色で着色することで、リビング入口ドアの存在感が増します。


リビングの中に仏間と収納がありますので、雰囲気が違和感なく馴染むように、仏間と化粧壁板はオイル系の黒で着色しアクセント的に魅せ、シックな空間に仕上げました。


トイレドアは、既存の建具を利用して木部を塗装し、クロスを貼り替え、レバーハンドルを交換しました。




お家の顔にもなる、リビング入口とキッチン入口の建具は、特にこだわりのデザインとしました。
廊下に光が届くようなデザインとし、大きな開口には家族の猫ちゃんが危なくないように、アクリル素材をセレクト。黒とラベンダーカラーの組み合わせに、お施主様ならではの個性が現された、お気に入りの建具が完成しました。
