人吉 木造新築工事
人吉市 木造新築工事人吉 木造新築工事

人吉 木造新築工事

秋晴れのさわやかな季節のなか、人吉の新築工事も順調に進んでいます。

大工工事も終わり、外部の足場も外れました。

家は、大きければ良いかというと、そうとも言い切れず、目的に合わせた形と大きさが大切で、さらには「大きい」「小さい」という感覚も人によって違ってくるのが難しいところです。

火災保険費用がどんどんと上がっている現状を踏まえると、やはり省令準耐火仕様が望ましく、また、コストバランスを考え、小さくまとめたプランを提案しました。既製品でのセレクトがメインになりますが、それでもオーナー様と一緒にこだわったところをご紹介致します。

●手が届く窓
廊下や階段にも必要な場所には窓を付けて換気と採光を取り入れたい。自然光がやっぱり気持ち良いし、窓を開けると外と繋がるという開放感はゆずれない気がします。道路の位置や景色の取り入れ方、構造的なことを考えて、窓の大きさや取付高さを決めていきました。

●怖くない階段

1階の階高を出来るだけ抑えて、段数や蹴上の高さをしっかりと考えました。階段下には、トイレやパントリーの空間があるので、階下の高さを考慮しつつ、上り下りが少しでも楽になるように、1階の天井高さも程よく(笑)なるように階高を設定しました。階段下のトイレは、天井高さは低くなりますが、天井は敢えてフラットにしています。住まい手の身長にもよりますが、勾配天井にして高さを確保するよりもスッキリとし、階段下であることを意識しづらい空間になると思います。

次回は、省令準耐火仕様ついてご紹介します。