小国杉の床材
地域資源を無駄なく活用し、木材の性質にあわせた製造工程で木材の良さを一層引き立たせたい。。。
今回は、こだわりのものづくりをされている、阿蘇郡南小国町の河津製材所をご紹介します。
樹齢80年以上の素材を厳選。
水蒸気が自然に噴出している岳の湯ならではの地熱エネルギーを活かして木材を乾燥。
さらにひとつひとつ手作業による自然乾燥。
時間をかけて丁寧にゆっくりと乾かすことで、木材がもつ調湿効果が失われず、
木材そのものの色艶を残した美しい木肌となるそうです。
節を埋めるのにも、できるだけ自然に仕上がるように、伐採された樹齢100年以上の古い枝を使用されています。
1本1本性質の違う木材ですが、熟練の作業者の皆さんによって均一な床材や羽目板材に加工されていきます。
触らずにはいられない、木肌の美しい材料の完成です。
時間をかけて、ていねいにつくられた材料、床材として張れば、壁材として張れば。。。
ゆっくりとした時間がながれる、しっとりとした、空間になることでしょう。
機会があれば是非おすすめしたいひとつのご紹介でした。