2世帯住宅へのリノベーション
前回に続き、今回は内部工事からご紹介します。
床柱に使われていた屋久杉が上に吊られ、スペースを確保したところで、床に小国杉が張られました。木目が美しく、サラサラとした質感がとても良い感じです。
こちらの床材は、旧宅のお縁(写真右)に使われていたものを一度撤去。表面をきれいに削りなおして再度床に張ったものです。新しいものでは出せない、しっとりとした、何とも良い色合いの木肌が出ています。
次に、寝室の天井の下地が組まれたところです。間接照明の光が優しく広がるように、ふんわりとした、丸みをもたせてもらいました。
天井の曲線に流されながら目線を落とすと、南側の窓から外の景色が入ってきます。こちらのお庭も少し整えれば、一段と素敵な寝室になりそうです。
こちらは北側の増築の様子です。
キッチンから洗面室に入り、浴室へと続きます。プランのお打合せ中に、北側からは涼しい風が入るとお話しがありましたので、リノベーション後も、涼しい風が通るように計画中です。
今回も職人さんの技に魅せられるご紹介となりましたが、次回もどうぞお楽しみに。