クロネコちゃんのおうち
今回は、キッチン設置の前作業をご紹介。
リフォーム工事のなかで、お客様が最も大変な事は、着工日までに、荷物を全部片付けなければならないという事かもしれません。
・着工当日の朝
しっかりと片付けて頂き、いよいよ工事に取り掛かります。
今回は、キッチンの床の上に新しくフロア材を増し貼り、和室はキッチンの高さに合わせながらフローリング材を貼る工事を行います。
①垂れ壁、畳、キッチンを撤去
垂れ壁、畳、キッチン、障子、襖など解体での廃棄物、お客様の処分品をトラックで運び出し。今回は2台分となりました。
②畳の下地の板が全体的に固定がゆるくなっていた為、ビスでしっかりと根太に固定。
③不陸調整
リフォームの場合ではよくあるのですが、床の高さが合っていないときは、下地で出来る限りのレベル調整を行います。
④ふかし壁・天井下地
断熱効果を上げる工事の一貫として、内窓を設置する予定。そのために、窓枠の奥行が7cmほど必要なので、壁をふかしてその厚み分に断熱材を入れる事にしました。
天井は、ラミ天の痛みが酷かったため、下地を組んで石膏ボードを貼り、クロスで仕上げます。
⑤床の断熱材設置
サイズぴったりにカットされた断熱材が、隙間なく入れらているのを見ると、とても安心感があります。この上に捨てベニヤを貼り、さらにその上にフロア材を貼っていきます。
⑥床フロア材貼り
汚れ、傷が入らないように養生しながらフロア材を貼っていきます。
⑦養生・仮設
リフォーム工事で悩ましいのは、大工さんの作業スペースです。大工工事中はそのスペースを使うことになるので、クロス仕上げは一番最後になります。まずはキッチンを仕上げて使って頂ける状態にし、洗面・お風呂場の工事へと移ります。そのためにキッチンをベニヤ板で一時的に仕切り、リビングからの粉塵などがまわらないようにします。