2024-2025 木造住宅の記録3
木造住宅の設計の記録2024-2025 木造住宅の記録3

2024-2025 木造住宅の記録3

                                

今回は建替えでしたので、

工事期間中は仮住まいをして頂きました。

                

引っ越しが2回です。

本当に大変だったと思います。

                  

ただ、家の中の物の量を把握されたようで、

新しいお家での物の位置を事前に詳しく確認されていました。

                   

打合せは2~3週間に1回のペースです。

基本設計に4か月、実施設計に2ヶ月程かかりました。

施工会社はお客様とは馴染みのあるところでした。

              

私はいつも、業者さんとの打ち合わせは直接しています。

今回も施工会社同席のもと、直接業者打合せをして頂きました。

                 

顔を見て話すと表情の機微がわかるので、

説明がしやすく、要望が通りやすいです。

また、出来ない時も代替案の打合せがスムーズです。

                           

それぞれの過程で必要な打合せが進み、

着工から5か月ほどで家は完成しました。

                 

玄関ホールからリビング側のドアを開けると、

リペアされた本棚のあるライブラリーコーナーに出ます。

そして、そこからリビング~ダイニング~キッチンが緩やかに繋がっています。

                  

キッチンの窓からは、

よく手入れされたお庭が眺められます。

             

キッチンからパントリーを通り抜けると、

ライブラリーコーナーへと帰っていきます。

                                     

家事室はキッチンとも隣接していて、勝手口が付いています。

家事室でごみを分別し、そのまま勝手口から捨てに行けます。

                                 

                                                      

昨今は、オンラインで打合せをする事もありますが、

モニター越しだと、やはり親近感が沸きにくいと思います。

親近感が沸くと、本音も話しやすいと思うのです。

                       

それは、お客様サイドもそうだと思うのですが、

作り手のこちらサイドもそうなのです。

                

お互いが信頼しながら打合せが出来ると、

色々な意味で進行がスムーズです。

                          

リビングやダイニングなどの寛ぐ場所と

寝室などのプライベートな場所、

水回りや家事室、収納等の生活をする上で必要な場所。

そして、外部とのつながりや切り取り。

                   

それぞれの、程よいボリュームと繋がりを見つけなければいけません。

そのためには、ご家族の生活パターンをお聞きする必要があります。

また、建物の広さには、敷地条件やコストなどが絡んできます。

                          

家づくりの打合せって、本当に「根掘り葉掘り」です。

相性が良い相手だと、少しは話しやすいですよね。